唇アートメイクで、唇の色が綺麗な色になると、顔色をぱっと明るく見えるようになったり、リップメイクが崩れた際のストレスを解消してくれたりと、嬉しいメリットがあります。
一方、施術中に痛みを感じたり、完成までに複数回受けなければならない、直後と定着後の色は全然違うので最終的な仕上がりをイメージしにくいなどのデメリットも存在します。
大切なお顔に簡単には消えないアートメイクを入れる、また、そのために貴重な時間とお金を割くわけですから、メリットだけでなく、デメリットも知っておきましょう😊
この記事では、唇アートメイクのデメリットとリスクをまとめました。
数年後に後悔しないための対策も交えてご紹介いたしますので、これから唇アートメイクを前向きに検討している方も、まだまだ不安が拭えない方も読んでみてくださいね。
リップアートメイクのデメリットは?
今回は唇アートメイクの代表的なデメリット・リスクをご紹介いたします。
・薄くはなるけど簡単には消えない。数年先までデザインや色の変更が難しい。
・体質や唇の状態によっては施術を受けられない人がいる。
・唇アートメイクを受ける前に事前の準備が必要。
・他のアートメイク施術と比較して痛みを感じやすい。
・施術後に赤みや腫れなどの症状が起こることがある。
・ダウンタイム中は、ケアを怠らず、気をつけながら過ごす必要がある。
・施術後の予定を調整する必要がある。
・1回では完成せず、2回以上の施術が必要で、完成までに時間がかかる。
簡単には消えないので、数年先までデザインや色の変更が難しい
唇アートメイクは、唇に直接色素を注入・着色していきます。口紅とは違い、気分や服装、流行などによって色やデザインを簡単に変えることはでません。
施術回数や代謝、唇の質、ライフスタイルなどによって個人差はありますが、1−2年の間は同じデザイン・色の唇で過ごさなければなりません。
後悔をしないために、施術者と十分に相談をしながらデザインや色を決めていきましょう。
・オーバーリップ、口角の上がりを強調するなどの無理なデザインはしない、・口紅を塗らなくても済むような濃い仕上がりにしないのがポイントです。
体質や唇の状態によって施術を受けられない人がいる。
下記に該当する場合は、施術を受けられない場合がございます。
・妊娠中・授乳中の方
・皮膚疾患や重度の心臓疾患がある方、血液抗凝固薬を服用されている方
・重度の金属アレルギーなどのアレルギー体質のある方(スキンテスト後に異常がなければ可能)
・ヒアルロン酸注入後1ヶ月以内の方
・口唇炎、口角炎のある方
無理してアートメイクを受けても、状態の悪化や何らかのトラブルを引き起こす可能性があり危険です。
施術が受けられるかどうかの基準はクリニックによって若干異なる可能性があります。クリニック選びの時は事前にHPを確認しておくことが大切です。
また、全身状態はアートメイク施術に問題がなかったとしても、施術当日に唇が荒れてしまっていると施術を行うことができません。当日は、唇に潤いがあるのが理想的です。唇アートメイクの事前準備として、保湿ケアが大切です。
唇アートメイクを受ける前に事前の準備が必要
当日、理想的な状態で施術を受けられるように、1−2週前から保湿成分が入っているリップクリームやリップバーム使って、唇の保湿ケアを行いましょう。秋冬の乾燥が強い季節、保湿ケアを行なっても唇の乾燥がなかなか良くならない場合は、リップスクラブの併用もオススメです。古く硬い角質に覆われた唇には、保湿成分が浸透しにくいためリップスクラブを使って優しく角質ケアすると効果的です。リップスクラブを使うときの注意点として、強く擦りすぎない、やりすぎないようにしましょう。リップスクラブのやりすぎは、唇の皮を薄くしすぎてしまい、施術中に出血しやすく、腫れや炎症も起きやすくなります。少なくとも施術予定日の3日前からはスクラブの使用は中止しましょう。
施術後に赤みや腫れなどの症状が起こることがある
唇アートメイクのダウンタイム中には、以下のような症状が現れます。
・腫れ
・赤み
・ひりつき
・3日程度の濃い発色
・乾燥
・皮向け
・口唇ヘルペスの再発
ダウンタイムの期間は約1週間で、腫れや赤み、ひりつきは直後に特に感じられます。
唇アートメイクは、針で唇に傷をつけながら唇に色素を注入していきます。直後は無数の傷がついていて、外部からの刺激に非常にデリケートな状態です。
辛いもの、熱いものなどの刺激物や、生物の飲食を避け、清潔に保つことが大切で。
また、唇アートメイクは後遺症が残ってしまう可能性もあり注意が必要です。
腫れや痛みが長引いたり、化膿して腫れてしまったり、ヘルペスが広範囲に広がってしまい痕が残る(色素沈着する)場合もあります。唇アートメイクを受けたことでアレルギーを発症した報告事例もあります。
少しでも唇に違和感があれば、クリニックに相談しましょう。
ダウンタイム中は、ケアを怠らず、気をつけながら過ごす必要がある
唇アートメイク後の唇は、無数の傷がついており外部からの刺激に弱い状態です。アフターケアを怠ったり、注意事項を守らなかったりすると傷の悪化や色落ち(定着不良)につながります。適切な施術回数を行なっても、満足のいく仕上がりにならない可能性もあります。
キレイな定着(仕上がり)を完成させるには、アフターケアをしっかりと行い、アートメイク後の唇を守ってあげましょう。
施術後の予定を調整する必要がある
唇アートメイク後は、以下のような制限があり、予定の調整が必要になります。
・施術後1週間は、代謝の上がることを控える必要がある。(ヨガ、ジム、ジョギングなど。)
・施術後1週間は、海水浴、プール、温泉など、不特定多数の人が入る場には行けない。
1回では完成せず、2回以上の施術が必要で、完成までに時間がかかる
唇アートメイクを完成させるには、複数回施術を受ける必要があります。
施術間隔も一定期間あけるため、即効性のある施術を求める方には不向きです。
唇アートメイクの施術回数を減らしたり、適切な間隔を空けなかったりすると、色素が十分に定着しない可能性・唇の荒れが起こる可能性があります。期待する仕上がりを実現するために、所定の施術回数・期間を守りましょう。
デメリット以上の価値がある!リップアートメイクのメリット
唇アートメイクは多少のデメリットはあっても、メリットも大きくやる価値のある施術です。
・濡れても擦っても落ちない!24時間キレイな色が保てる
・食事や汗なのによるリップメイクの色落ちの心配がなくなる。
・唇の発色(血色)が良くなることで、顔の印象が良くなる。
唇アートメイクの最大の特徴は、濡れても擦っても色が落ちないということです。通常の口紅の場合、飲食をするとどうしても落ちてしまいます。メイク崩れを気にしたり、グラスやコップに口紅がついてしまったりと、ストレスを感じることも多いですよね。
また、知らぬまに口紅が歯についてしまう『歯紅』になりやすい方にもオススメです。
唇の血色が良くなることで顔の印象が明るくなる
血色が良い唇は、健康的で元気な印象、若々しい印象を与え、逆に血色の悪い唇は、体調不良や冷えなどマイナスのイメージを与えてしいまいます。唇アートメイクを行うと、24時間365日血色感のある唇を保つことができ、常に明るく良い印象を与えることができます。素顔の時もメイクをしている時も魅力的な状態をキープできます。
マリエクレール歯科のリップアートメイクをご紹介
最後に、当院のリップアートメイクの特徴を簡単にご紹介いたします。
・カウンセリング、施術、アフターフォローまで全て歯科医師が担当。
・唇へのダメージを最小限に抑えた技法で、塗り麻酔だけでも痛みは少なく、施術中はほぼ皆さん熟睡。
※極度に痛みに対して恐怖感がある方は、口腔内からの浸潤麻酔の併用もできます。ブロック麻酔とは違い、麻酔をする際の痛みも少ないです。
・アートメイク色素だけに頼らず、唇のメラニン除去も併用した術式を受けることも可能。
カウンセリングのみのご予約も承っております。